書籍の紹介

心がフッと軽くなる「瞬間の心理学」

                                名越 康文「著」 角川SSC新書

テレビにも時々登場される、精神科医、名越康文先生からのメッセージです。
「今ここ」の現実を冷静に見る、「今、ここ」の現在を純粋に楽しむことから・・・。

   今を努力する人が、自分の道を作れる人

   過程を充実させれば、仕事が楽しくなる

   リアルな夢や希望は、現実の延長線上から出てくる ・・・

そうなんだよな~、と思いながら、読んでいただいて、少し前向きになってみてください。

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「のび太」という生きかた

                   横山泰行「著」  ㈱アスコム  定価(本体1200円+税)
 「中学生が書いたこの本の読書感想文がすごい」とTVで紹介されているのを観て興味が湧き、本のタイトルに惹かれて読んでみました。
「ドラえもん」という永遠のアイドルは子供向けのアニメだと思っていましたが、
そのストーリーには
「大人にとっても身近な問題に対する価値あるメッセージがたくさん組み込まれている」
と著者は言われています。
 ダメな奴の代名詞、のび太が「憧れのしずかちゃんと結婚する」という人生の「勝ち組」になれたのは何故なのか、この本はそのヒントをマンガのストーリーを例にして解説しています。
 そこには、常に夢や希望を持ち続け、諦めずに何度も自分の力で解決しようとする、のび太自身の「自覚」と「努力」が描かれていて、私の中の「すぐドラえもんの道具に頼るダメな奴」というイメージの「のび太」はいませんでした。

 「すこやかに大きく、どこまでも、のびてほしい」という願いを込めて「のび太」と名付けられたというこの思いやりにあふれる、真っ直ぐな男の子を少しうらやましく思うと同時に、大人になった今、今度は社会人・大人の目線で「ドラえもん」を読み返してみようかなと思いました。

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運命は変えられる

                            斎藤一人「著」  KKロングセラーズ

本屋さんで見かけた時、億万長者の話を聞いてみたいと思って選びました。
少し宗教っぽいと思われる方もいるかもしれませんが、内容は本当にいいことが書いてありました。
「感謝してます」という言葉の大切さ。口にするのは簡単なようで、なかなか難しいことです。
でも、書いてあるように、感謝する気持ちを大切にすることで、運命は好転するような気がします。字が大きくて、とても読みやすいので、オススメです。

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日本の恐ろしい真実

                               辛坊治郎「著」  角川SSC

TVでおなじみの辛坊治郎さんです。私は辛坊キャスターの軽快な解説が大好きです。
TVの印象とは違い本の中では厳しいことがたくさん書いてありました。
「多くの国民が気が付き始めている。いつかは増税しないと(消費税)日本の社会保障の仕組みが持続可能でないことを。堂々巡りの議論では残された時間は多くない」
この文章が心に残りました。
大事なことは、困難があっても努力をして解決しなければならない。
そのようにたくさん書いてありました。
私自身の事のようにも思いました。

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億万長者の秘密をきみに教えよう!

                     ロジャー・ハミルトン「著」  ㈱中経出版

貧しい9歳の少年が、7人の賢者に会い様々な知恵を学んでいく物語です。
賢者として、眼科医・水道屋などそれぞれの道で成功した人が登場してきます。
 少年はペンとノートを持ち、賢者たちから聞いた話を書いて、読んで、
実行して、復習して、自分のものにしていきます。
 発想の転換や、情熱を持って仕事を楽しむ大切さを学んでいきます。
最後に出会う5つ星ホテルの支配人に「成長したいなら、環境を変えろ。いまの自分は、
これまでの自分の選択の結果」と言われ5つ星の人生をめざすと心に誓います。
 小さな村での習慣や、家族の中の事しか知らなかった少年が、
成功した人物に出会うことで意識が変わっていきます。
読んだ後の感想は様々だと思いますが、自分の事を見つめ直すには、
良いきっかけになるのではと思いました。

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龍馬脳のススメ

                                      茂木健一郎「著」

今年のNHK大河ドラマは「龍馬伝」。
歴史に興味があるわけでもなく、坂本龍馬をリスペクトしているわけでもなく、それでもなんとなく見続けたドラマの影響で、坂本龍馬に関する本を何冊か読むことに。
その中の1冊がこの本で、脳科学から坂本龍馬という人間にスポットをあて、現代人がもっとも見習うべきハウツーを10のポイントに整理してあるという内容のものです。
脳科学という少し変わった視点で坂本龍馬を取り上げていて、現代の社会でも充分通用する考え方や行動を参考にして、今の自分を良い意味で変えて行きたくなる1冊でした。

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伝える力

                 池上彰「著」  PHPビジネス新書  定価(本体800円+税)

「伝えたこと」と「伝わったこと」では、かなりのズレが生じてしまうと感じたことはありませんか?
私は、「話す」「書く」「聞く」のコミュニケーションの難しさを痛感しながらも、自分を振り返ると、あまりにできていないことが多いと反省させられました。この本で印象に残ったこと3つをご紹介します。

     ①深く理解していないと、わかりやすく他人に説明できない。

     ②謙虚にならないと物事の本質は見えてこない。

     ③避けたほうがよい言葉として、「そして」「それから」「順接のが」、カタカナ語、○○的
     や○○性などのあいまいな表現、メールの絵文字など。

物事を深く理解していくために知識を増やしていくことや、どんな時でも相手の立場になって伝えられるように気をつけていたいと思います。

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白昼の死角

                    高木彬光「著」  光文社文庫  定価(本体1143円+税)

凡人では考えつかない方法で、完全犯罪を繰り返した人の話です。
現実にあった話を題材にしています。
これからの世の中、詐欺にあわないためにも一読する価値はあります。

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ディズニーランド 驚異のリピート力の秘密
                     志澤秀一「著」  ぱる出版  定価1470円

この本を読もうと思ったのは、誰もがご存知のあのディズニーランドがどのような戦略でお客様を虜にし、今日の地位を築いたのかを知りたかったからです。
この本で常にでてくる言葉が「CS(お客様満足)」です。
お客様が満足していただくようなおもてなしや努力を常に忘れずに行っていけば、必ずそのお客様はリピーターとなり、何度も来店(購入)してくれる。
あたりまえのことですが、以外にできていないことなのではないかと思います。
この本を読んで改めて考えさせられましたし、とても参考になりました。

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超ホスピタリティ

                      鎌田實「著」  PHP研究所  定価1200円

ベストセラー「がんばらない」の著者である、諏訪中央病院名誉院長、鎌田實氏が書いた、人生論です。
人生論とは言っても決して大袈裟なものではなく、読んだ後で、少し、心が温かく、素直になれます。
 「ホスピタリティ」とは、心のこもったおもてなしとか、人を大切にするこころのことです。
それに「超」がつく。
この「超」には、「すごい」という意味と、「超える」というふたつの意味が込められています。
医療関係者、サービス業の方だけでなく、社長さんでもアルバイトでも、主婦でも、人と関わる全ての方に、あてはまる気がします。
最後に書かれているメッセージを載せます。

でも、もっと大切なことがあります。あなたが自らの手で幸せを勝ち取るということ。

仕事の上で成功をおさめる方法は、今までたくさんのハウツー本で語られてきました。

仕事に成功したけど、人生に失敗した人をたくさん見てきました。

 仕事に成功し、人生の中で幸せを掴む。ふたつを得ることが大切なのです。

それができるのが、この超ホスピタリティだと思います。

 おもてなしのこころで生きてみませんか。