書籍の紹介

『100円のコーラを1000円で売る方法』                                                  著者:永井孝尚

 

 

 

 

 

 

 

ストーリー仕立てで様々なマーケティング理論が紹介されており、マーケティングの入門書としてとても読みやすい本になっています。
物語は会計ソフトウエア会社を舞台に、製品企画部に異動したばかりの女性社員が新製品の開発を手がけながら、営業とは何か、製品企画・開発とは何かを問いかけ成長していくというものです。
顧客の課題に対して振り回されることなく、自社独自の価値を徹底的に考え提供するという真の顧客主義が、コーラの値段やキシリトールガムがヒットした理由、クールビズが浸透した例などを用いて紹介されています。本を読み進めるうちに、多くの日本企業が抱える『高品質、多機能。でも低収益』という問題についても考えさせられます。
また、もっと詳しく理論を学びたい場合のために、どの専門書のどこを読めばいいか参考文献がきちんと記載されているので、マーケティング理論の理解を深めるいいきっかけになりそうです。

 

 

 

連休前

来週からゴールデンウィークに入ります。
多い企業で9連休のところもあるようで、円高も手伝って海外旅行に行かれる方も多いと思います。
自分はというと、今のところ予定がありません。
が、子供といっしょに出かけることが少なくなってきた最近は、前もって予定をして出かけることよりも、その日その時の思いつきで出かけていくことが多いので、当日になってどこかへ出かけることになりそうです。
なるべく人の少ないところを探して・・・。

長かった冬も終わり、ようやく桜が咲きました。

先日旭川の桜カーニバルに行き、お花見を楽しんできましたが

河原全体が淡いピンクに包まれていて、とてもきれいでした。

ずっと咲いていてほしいのですが、これから不安定なお天気になるようで

やっと咲いた桜が散ってしまわないか心配です。

散りゆく桜もまたきれいですが、それまでもう少し楽しみたいです。

台風並み暴風雨

今日は久々に凄い天気でした。全国的にも影響が各地出ているみたいです。

各地強風によるケガ人がでたり、東京都では混乱防止のため企業に”一時帰宅抑制”を要請したとか。ここ岡山でも豪雨があるかと思えばカラッと急に晴れて、今度は凄い強風になったりと大荒れでした。

自然の力は凄いなと思う反面、また大きな地震が来たらという不安が頭をよぎります。つい最近内閣府の検討会から南海トラフの新想定が公表されていましたが、それを見ても分かるように決して安心はできないということです。

来るべき地震に備えて”今から”準備していかなくてはならないと思いました。

我謳(ガオオー)!!

今回は生きる勇気が湧いてくる本を紹介しようと思います。
市川善彦さんが書いた我謳の本です。
24歳で会社を興し、30年間無借金経営を続ける小さくても強い会社の社長が教える『幸せ』を呼び込む成功法則“我謳”です。
この本の通りに実践すれば成功間違いありません。
見栄も外聞も投げ捨てなさい。社長は創業以来ずっと軽自動車。時計は8000円の安物。
しかし資産は数十億円。
金の無い時はケチに徹して貯蓄。金のある時は蓄積の半分で勝負。さらに儲けようと思えば他人の半歩先を行く。営業でも同業者が1回行くところを3回以上は顔を出す。
恥ずかしい、格好悪いなどと躊躇しているうちはチャンスは永遠に訪れません!
今さらプライドがなんですか!額に汗して働く気のない人は、再起なんか無理です。
一杯の飯、一杯の汁があれば飢え死にしないのです。
バカにされ、笑われ、唾を吐きかけられても笑顔で『ありがとうございました!』と心から言える人になれ。例え自分は無給でも社員に賃金を払え!取引先に誠意を示せ!約束を守れ!信用をつけて行け!己の良心に恥になるようなことをするな!
また、目標を達成しようと思うならばなにか代償を差し出さなければなりません。
例えば受験戦争に勝ち残り、志望校に合格するためには睡眠時間を削る。遊びを削減して勉強に打ち込む。これが代償です。
金持ちになりたければ、人の2倍働く。昼は事務員、夜はパートといった具合に。やはり時間の代償を支払うことになる。
まだまだ色々言い表せない点が数多くあります。一読に必ず値する本です。
                          市川善彦『我謳!!』   長崎出版