最近、高齢者による自動車事故のニュースをよく耳にします。
先日ある情報番組で、高校生のお孫さんが自分のお祖父さんの運転についてコメントする場面があり、そこで「おじいちゃんはもう90歳を過ぎているけれど、元気なので大丈夫です!」と話していたことに、違和感を覚えました。
元気であることと、運転が大丈夫なことは必ずしもイコール(=)にはならないように思います。
歳を重ねるごとに、運動能力や反射神経は否応無しにだんだんと衰えていくものです。
高齢者に限らず、急いでいる、忙しい時期が続いて疲れがたまっている、体調不良で薬を飲んでいる、などの状況は誰にでも起こることで、そのために判断能力が落ちてしまい、事故を起こしてしまうという可能性は、車を運転する全員が持っています。
事故はその一瞬でいろんなものを奪います。
運転している時、今乗っている車が「凶器」に変わることがあるということを、常に意識しておかなければと改めて思う今日です。
運転
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