新年

あけましておめでとうございます。
ひと言コラムが始まって〇年、年始のコラム担当は初めてです。

ここ数年、年末年始らしさが薄れていく感じがします。以前ならクリスマスや正月と言えば何かしら予定が入っていたものですが、近年は時間に追われそういった余裕のある時間の過ごし方が少なくなってきているように思います。その為「らしさ」を感じれなくなっているのだと思います。今年は時間に追われて日々を過ごしていくのではなく、仕事にも私生活にも少しだけ余裕をもって取り組んでいけるようにしたいものです。

年末年始の交通安全

今年も気付けば12月後半になり、2016年もあとわずかとなりました。
師走は気ばかりがあせり、車の運転も雑になりがちですね。
年末・年始はいつも以上に交通量が増え、交通事故が多発する時期です。
最近は特にお年寄りの事故が多いのでお年寄りは運転の際、
◎まつ(次の安全を待つ)
◎みる(周囲の状況を見る)
◎むりせず止まる(交差点などでは無理せず止まる)
◎もっと知る(自分の身体機能の変化をもっと知る)
を念頭において運転されることをお勧めします。
交通事故に注意して晴れやかな新年を迎たいものですね。

サッカーJ1岡山へ

岡山のサッカークラブであるファジアーノ岡山は、先日大阪でJ1昇格を懸けたプレーオフが行われました。
0対1で敗れ、昇格は持ち越しとなりましたが、地元チームが活躍すると地域経済も活性化されているようです。
クラブは発足当時に6社だったスポンサーを10年で620社に増やし、営業収入は10年で約150倍の12億円程度まで増えています。
J1昇格は観客動員の増加だけでなく、岡山への観光誘致の期待がとても大きいと期待されています。
今年はプロ野球の広島カープの優勝もあり、中国地方のスポーツビジネスに明るい兆しが出てきているのかもしれません。

いじめ

ここ最近、原発事故避難の子供へのいじめが話題となっています。
子供同士でだけではなく、教師の発言や対応の仕方にも大きな問題があります。
福島での大震災では「頑張れ日本!」をスローガンにし、助け合いの心が、芽
生えていたように思っていたのですが。
避難している方々の心の傷を癒す事を考えなければならない立場の人達が、そ
の傷をさらに深くえぐるような行為をする。同じ日本人として恥ずかしいです。
岡山にも、多くの方が避難されています。周りでは、いじめの話を聞きませんが、
見えていないだけなのかもしれません。
最近、自然災害が増えています。いつ何時、自分が被災者になるかわかりません。
だからこそ、助け合いの心を忘れずに頑張っていこうと思います。

インフルエンザ

既に予防接種を受けた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本格的な流行は、通常12月に入ってからと言われていますが、
県内でもすでにインフルエンザによる学校の臨時休業があったようです。

今シーズン多く検出されているウイルスはAH3型(A香港型)という型で、
これは2014~15年シーズンに子供たちの間で大流行した型です。
今回も10代の間で特に流行するのではないかと予想されています。

油断せず、手洗いうがいで予防し、規則正しい生活で体力を
落さない様に努めたいです。

おかやまマラソン

昨日は今年で2回目となるおかやまマラソンが岡山市で行われ約1万6000人が参加しました。

前回は参加者の半数が岡山県外からで、8割の人が県内に宿泊したそうです。宿泊や飲食、買い物などによる経済効果は14億1千万円になるとの事。完走者には備前焼の記念メダルがもらえるそうです。岡山が盛り上がるイベントがもっと増えるといいですね。

不正

将棋界で三浦九段がスマホカンニングでの不正を疑われています。
三浦九段と言えば、当時タイトルを独占していた羽生7冠から最初にタイトルを奪った棋士でもあります。
そんな一流棋士による不正疑惑はファンにとっては悲しいことですが、良い棋譜を残すのが棋士の使命だとするならばその役目は不眠不休で動き続けるコンピュータに取って代わられていると言えます。
そのことの方がファンとしては悲しいと感じてしまいます。

10月も終わりに近づきましたが、日中はまだ暑い日が続いています。

 今年は台風など自然災害が多く、農作物が軒並み高めです。
実りの秋を実感するには程遠く感じます。

旬の物を頂くには、いつもの年よりお金がかかる秋になりそうです。
 
 

 
 

引き際

10月18日、広島東洋カープの黒田博樹投手が今シーズン限りでの引退を表明致しました。
カープファンの私にとってはとても残念な知らせとなりました。
私は黒田投手と年齢が同じということでどこか親近感も感じていました。
野球の世界では40台までプロの世界で活躍できるという事はとても恵まれていることだと感じます。
その中で引き際をいつにするかという決断をするということはとても難しいことなのではないかと思います。
仕事においても同じことがいえるのではないかと思います。
決断をしなければならない時に決断ができるのか?
社長の動き次第で会社は良くも悪くもなると感じます。

最後の日

「地球最後の日にあなたは何がしたいですか?」という質問やそれと似たニュアンスの質問を時々耳にします。
「〇〇をお腹いっぱい食べる!」「〇〇に会いに行く」「何もしないでのんびり過ごす」など色んな答えがありますが、実際には「何もしない」以外はほとんど一人では出来ません。
食べるなら作る人、ガスや水道、電気を供給する人、会いに行くなら電車やバス、信号や踏切を動かす人が必要です。
世の中の人全員が自分のしたいことをしてしまったら、地球最後の日はどんな状態になってしまうのだろうと考えると、ふと毎日の暮らしの中の「当たり前」が本当は多くの人の行動の上に成り立っているんだなということを実感します。

異常気象や大地震が、日本だけでなく世界中のあちこちで起こっています。
この先もずっと、永遠に地球最後の日が来ないことを願っています。