最後の日

「地球最後の日にあなたは何がしたいですか?」という質問やそれと似たニュアンスの質問を時々耳にします。
「〇〇をお腹いっぱい食べる!」「〇〇に会いに行く」「何もしないでのんびり過ごす」など色んな答えがありますが、実際には「何もしない」以外はほとんど一人では出来ません。
食べるなら作る人、ガスや水道、電気を供給する人、会いに行くなら電車やバス、信号や踏切を動かす人が必要です。
世の中の人全員が自分のしたいことをしてしまったら、地球最後の日はどんな状態になってしまうのだろうと考えると、ふと毎日の暮らしの中の「当たり前」が本当は多くの人の行動の上に成り立っているんだなということを実感します。

異常気象や大地震が、日本だけでなく世界中のあちこちで起こっています。
この先もずっと、永遠に地球最後の日が来ないことを願っています。

梅雨です。

今年は天気予報もほぼ当たり、梅雨空が続いています。
以前テレビでお天気お姉さんが「明日は久しぶりの晴天になりそうです。良かったですね!」と話して、他のアナウンサーに「良いとは限りませんよ」とたしなめられている場面を観ました。
雨を望んでいる人もいるということを伝えたかったのかなと思いながら、自分もつい雨雲はちょっぴり恨めしく、「晴れ=良い」と考えてしまうなあと反省したやりとりでした。
物事を自分のいる側からしか見ないということは、ついやりがちな危ない行為です。
自分にとっては大勢いる中の一人であっても、その人から見ればたった一人の自分であることを忘れないでいたいです。

春?

花粉が飛んでいるようです。。。
幸いにも今まで花粉症とは縁がなかったのですが、今年は何だか目がかゆく、ハナがよく出るような気が。
風邪だと思い込み、気を紛らわせてはいますが、どちらにしても涙やハナは仕事に支障をきたします。
以前何かの本で、「忙しい」は出来ない「原因」にはなっても「理由」にはならないと読んだことがあります。
体調不良も同じことだなあと実感しながら、この症状がどうにも出来ない不可抗力状態の花粉症ではありませんようにと願うばかりです。

確定申告期間もあと8日。
社員全員で全力で乗り切っていきたいと思います。

伝える言葉

我が家では、年に何度か家族旅行に出掛けます。
昔は両親が旅行の手配をしてくれていましたが、今は私達娘がその役目を担うようになりました。
これも親孝行の一つになっていたらいいなぁと思うと同時に、今も元気でいてくれる両親に、
「ありがとう」という気持ちが湧いてきたりもします。
家族に限らず友達でも同僚でも、またお客様に対しても感謝の気持ちを伝えたいと思った時、伝えられる距離に相手がいてくれることは幸せなことだと感じます。
伝え方は、態度や品物、お金などさまざまな方法がありますが、「ありがとう」の言葉を添えなければ、感謝の気持ちがきちんと相手に伝わらないかもしれません。
「ありがとう」の一言は、相手も自分も明るくしてくれる特効薬のようだと感じる今日この頃です。

小さな親切、大きなサービス

毎日暑い日が続いています。
最近は、飲食店以外でも待ち時間の間に冷たいおしぼりや飲み物を提供してくださるお店が増えたように思います。
暑い外からひんやりと冷えた店内に入り、一息ついたところに受けるこのサービスは、何ともありがたいものに感じられます。
少し前まではあまり見受けられなかった気がするこのサービス、ここ数年の猛暑続きの中で自然と生まれたものなのでしょうか。
お店側のちょっとした思いやりが、受けるお客側で大きなサービスに変わる瞬間のような気がします。
受ける側の心地よさを大事にしたサービスを心掛けていきたいと思います。

GW

ゴールデンウィーク真っ只中です。
今年は晴れの日が多く、行楽に出掛けるにも、ちょっとした大掃除をするにも最適の連休となった気がします。
我が家は毎年、家族全員で小旅行に出掛けるのが恒例でしたが、今年は各々の用事が重なり、母と2人だけの小旅行となりました。
母と2人、気の向くまま食べて歩いて、気付けば12,000歩も歩いていたりと、いつものアクシデント満載の賑やかな旅とは違い、のんびりのどかな旅でこれもまた幸せな時間だなあと感じました。
ゴールデンウィークもあと2日。
休み明けにはまた仕事に家事に勉強にと、リフレッシュして臨めるよう良い休日をお過ごしください。

年末年始

今年も残すところ、あと一週間となりました。
岡山の今年の年末年始はイオンモール岡山がOPENしたためか、人の流れが幾分か変わったように感じます。
イオンモール岡山・岡山一番街・さんすて岡山と、岡山駅周辺はすっかり若い世代の街へと変わってきました。
変化を恐れず、新しい変化をどんどん吸収できるよう、柔軟な頭と心を持ち続けていたいと感じる今年の年末年始です。
若い世代が存分に活躍出来、岡山の街の活性化へとつながることを期待しています。

ほんのひととき

お盆休みも終わり、暦の上では秋となり、今年もいよいよ後半戦となってまいりました。
バタバタと忙しく過ごしていると季節の移ろいを感じる暇もなく、気付けば「暑いなぁ」
「寒いなぁ」となってしまっている気がします。
ほんの一瞬でも、空を見上げる、街路樹の木々に目をやる心の余裕を持ち続けていた
いと思います。

一生モノ

先日、姪っ子が学校でそろばんを習うからと実家にある姉のそろばんを借りに来たとのこと。
家の引き出しにしまわれた私のそろばんは、手作りの巾着袋に母の手書きの「〇年〇組ましまかずえ」の名前入り。
末っ子の私は姉達のおさがりが多めでしたが、そろばんや辞書、30センチものさしなどは「一生モノだから」と新品を買ってくれていたのを思い出しました。
「一生モノ」と買ってくれた物にはすべて母の字で日付と名前が入っていて、見るたび、時の経過を感じるとともに、何となくあたたかい気持ちになります。
エコの精神で不要なモノを捨てる・持たないことも大切ですが、思い出が刻まれた物はやっぱり、引き出しの中で眠っていてほしいと思ってしまいます。

四季

今年は落ち葉が舞うより先に、冬の寒さがやってきた印象です。
年々季節の変化が減り、「春と秋がなくなって、夏と冬だけになった」と話をすることが増えました。
夏が終わり、落ち葉が舞うのを見ると年末調整の足音が聞こえ始め、北風の中を歩くと確定申告の時期を感じるという、会計事務所ならではの季節の感じ方もまた、業務先行になりつつあるのが寂しい印象です。