父の日

昨日は父の日でした。
 小学一年生になる姪っ子のお父さんへの贈り物は、前の日に母と摘みに行った、シロツメクサの首飾りだったそうです。
大人になるにつれ、つい、「贈る気持ち」を金額で表そうとしたり、測ってみたりしてしまいがちですが、モノや値段という目に見える形ではなく、「贈りたいと思う心」「贈られて嬉しいと感じる心」が、「贈る」という行動の原点なのだなと感じた一日でした。

気持ちを行動に

東北地方太平洋沖地震が発生して11日目になります。
岡山でも節電対策のため、家電量販店や飲食チェーン店などの店頭看板が消灯されています。
近くのスーパーでは乾電池が売り切れになっていました。
 被災地や計画停電の対象エリアの方々に送るため、懐中電灯や乾電池、カセットコンロなどを大量に買い占める人が多い、と新聞記事にありました。

 「御飯を食べて、風呂に入り、暖かい布団で眠る」という日常が、一日でも早く被災地に訪れるためには、「頑張って!」と思うだけでなく、その気持ちを行動に移していかなくては意味はないのだと感じています。

書籍の紹介

「のび太」という生きかた

                   横山泰行「著」  ㈱アスコム  定価(本体1200円+税)
 「中学生が書いたこの本の読書感想文がすごい」とTVで紹介されているのを観て興味が湧き、本のタイトルに惹かれて読んでみました。
「ドラえもん」という永遠のアイドルは子供向けのアニメだと思っていましたが、
そのストーリーには
「大人にとっても身近な問題に対する価値あるメッセージがたくさん組み込まれている」
と著者は言われています。
 ダメな奴の代名詞、のび太が「憧れのしずかちゃんと結婚する」という人生の「勝ち組」になれたのは何故なのか、この本はそのヒントをマンガのストーリーを例にして解説しています。
 そこには、常に夢や希望を持ち続け、諦めずに何度も自分の力で解決しようとする、のび太自身の「自覚」と「努力」が描かれていて、私の中の「すぐドラえもんの道具に頼るダメな奴」というイメージの「のび太」はいませんでした。

 「すこやかに大きく、どこまでも、のびてほしい」という願いを込めて「のび太」と名付けられたというこの思いやりにあふれる、真っ直ぐな男の子を少しうらやましく思うと同時に、大人になった今、今度は社会人・大人の目線で「ドラえもん」を読み返してみようかなと思いました。

年の瀬

今年も残すところ、あと5日となりました。
お客様をはじめ、間嶋税理士事務所と今年一年間お付き合い下さった皆様方、本当にありがとうございました。

 今年は皆様にとってどんな一年だったでしょうか?
先日、税理士試験の合格発表があり、私が広島にいた頃の友人が長い受験生活を終え、晴れて税理士となりました。官報に載った友人の名前はとてもまぶしく映り、深い反省と身の引き締まる思いがしました。来年こそは!あらゆる面で喜びの多い一年にするべく、コツコツ努力を惜しまない自分でいたいと思います。

 この冬は厳しい寒さとなるそうです。皆様、体調に気をつけて良いお年をお迎え下さい。

 改めまして、来年も間嶋税理士事務所を何卒よろしくお願いいたします。

道の駅

 「道の駅」とは、高速道路におけるSAやPAの一般道路バージョンのような施設で、道路利用者の休憩所のほか、その地域の文化・名所・特産物などを活用したサービス(多くは農産物直売所・レストランなど)を提供することを目的としているそうです。
私も岡山近隣の道の駅にいくつか行ったことがありますが、建物が中華街風であったり、海沿いの絶景ポイントにあったりと、ちょっとしたドライブの目的地にも利用できるなぁという印象を受けました。
道の駅は現在、岡山に15か所、中国地方では85か所あるそうです。
このような施設を利用することも地域の活性化につながる第一歩なのかもしれません。

夏休み

中国地方もようやく梅雨明けし、暑い夏が始まりました。
夏休みも始まったようで、近所の子供達の元気な声を聞いていると、ふと昔々、母に通信簿を見せながら「今年の夏休みの目標」を発表していたのを思い出しました。
 その目標が何だったのか、果たして達成できたのかどうか、その記憶は全くないのですが、今年の夏は久しぶりに、何か目標を立ててみようかなと思います。

「ありがとう」という気持ち

以前、私が通っていた整骨院の先生は患者さんが帰る時、施術中であっても必ず「お大事に」と声をかけられていて、その一言は何となく嬉しいものでした。
「挨拶をする」ということは、当たり前のようでも、常に心を込めて行うのは難しく、つい「形だけ」の挨拶になってしまいがちです。
「ありがとう」の気持ちを忘れずに、お客様に「ここを選んで良かった」と思っていただけるように、今更ではありますがまずは「心の入った挨拶」から、改めて始めてみようと思います。

思い出の木

 広島の平和公園にある一本の桜の木。
周りの立派な桜の木に比べ、その木は細く枝も少ないヒョロヒョロとした木でした。
周りが満開になる頃にようやく5分咲きになるようなマイペースな木で
「今年はもう咲かないのかなぁ」
と、通るたびに心配していました。
でもその木は、ちょっと少なめの花を毎年必ず咲かせ、満開の姿は他の桜よりもずっと綺麗で、私はその木が大好きでした。
当時、平和公園は私の通学路で、試験に失敗した時や壁にぶつかった時に何度もその桜の木に励まされ元気をもらったものです。

もう何年もその桜を見ていませんが、今度は何か目標を達成できた時に会いに行きたいと思っています。