厳しい秋

値上げが止まりません。郵便料金・雇用保険・保険料等々・・・今月に引き続き来月にも大幅な値上げが予定されています。原材料・原油の高騰、円安のコスト増要因により11月以降も続く可能性があるとされています。

事業を営む方々にとっても、家計にとっても、大打撃となります。

現状の見直しをしてこの難局を乗り越えたいものです。

 

鬼は外 福はうち

本日2月2日は、明治30年以来の124年ぶりの節分です。暦のずれの関係で明日が立春になるそうです。とても珍しいことのようで、そう聞くとこれまでとは少し違って、節分の日を楽しもうという気になってきます。124年ぶりの今日を生きているということにも価値があるように思えてきます。またこういったことがきっかけで節分について詳しく調べてみたり、周りに聞いたり…風習を存続させることにも繋がっていくような良い日だと感じました。

こういったしきたりやならわしが、少しずつ薄れていっているのが現実です。古くから続いていることにはやはり意味があるように思います。便利なものがたくさん現れてそれはそれで良いことですが、だからといって昔から続いているものを消してしまわず、上手に残していけたら良いな、とふと思う一日でした。

上を向いて歩きましょう

最近コロナのニュースばかりで、世間全体が鬱状態のように思います。ですが、コロナによる影響は悪いことばかりではなかったようです。

ゼネラルリサーチの「コロナの影響により生まれた良い変化TOP3」によると、3位:無駄な出費が減った、2位:健康への意識が高まった、1位:家族と過ごす時間が増えた、という調査結果が出たようです。良くないことばかりを聞いていると、溜息が出てしまいそうになりますが、このように良いことを聞くと少し心が晴れやかになるように感じます。

毎日この先どうなっていくのか、明日は大丈夫だろうか・・・と不安や不満、様々な思いがあるでしょうが、一度深呼吸して落ち着き、気持ちを上向きにして生活していけば、少しずつ周りの環境は変わっていくかもしれません。

3回目の増税後はどうでしょうか?

消費税率が10%になって3日が経ちました。増税前に各企業様や販売店様において事前の準備や対策で忙しかったことと思います。そんな苦労を背景にスムーズに増税を迎えられるかと思いきや、予想外のトラブルが多発し、更なる苦労が後を絶たないとのニュースを見ました。スシローさんでは約200店舗で外税が0%、ミニストップさんでは10%ではなく8%でのお会計、交通系でのシステムトラブルも多かったようです。

景気低迷を避けるため、また家計の負担を和らげるため、様々な消費税対策が実施されています。しかしそれが返って消費者を戸惑わせ、混乱を巻き起こし、不安をあおってしまっているようです。そうすると、煩わしさから反射的に財布の紐が固くなってしまい、個人消費を抑えるようになってしまう…いくら対策を講じたところで、制度よりも”消費税10%”というショックを直接的に受けないがために、『消費しない』という選択肢を取ってしまう一個人としては、3回目の増税による景気低迷もやはり避けられないであろうと今後の日本経済を憂えてしまいます。