「置かれた場所で咲きなさい」
渡辺和子著 幻冬舎
ノートルダム清心学園理事長の渡辺和子先生の最新刊です。
置かれた場に不平不満を持ち、他人の出方で幸せになったり不幸のなったりしては、私は環境の奴隷でしかない。人間として生まれたからには、どんなところに置かれても、そこで環境の主人となり、自分の花を咲かせようと、決心することが出来ました。それは「私が変わる」ことによってのみ可能でした。
どうしても咲けないときもあります。雨風が強いとき、日照り続きで咲けない日、そんな時には無理に咲かなくてもいい。その代わりに、根を下へ下へと降ろして、根を張るのです。次に咲く花が、より大きく、美しいものとなるために。
この本を手にとってしまった私のココロは、何かを求めていたのだと思います。読むことで、少し満たされて、穏やかになれた気がします。