「地球最後の日にあなたは何がしたいですか?」という質問やそれと似たニュアンスの質問を時々耳にします。
「〇〇をお腹いっぱい食べる!」「〇〇に会いに行く」「何もしないでのんびり過ごす」など色んな答えがありますが、実際には「何もしない」以外はほとんど一人では出来ません。
食べるなら作る人、ガスや水道、電気を供給する人、会いに行くなら電車やバス、信号や踏切を動かす人が必要です。
世の中の人全員が自分のしたいことをしてしまったら、地球最後の日はどんな状態になってしまうのだろうと考えると、ふと毎日の暮らしの中の「当たり前」が本当は多くの人の行動の上に成り立っているんだなということを実感します。
異常気象や大地震が、日本だけでなく世界中のあちこちで起こっています。
この先もずっと、永遠に地球最後の日が来ないことを願っています。