梅雨

先月27日、岡山も梅雨入りしました。例年より11日ほど早い梅雨入りだそうです。

じめじめべとべとする、洗濯物が乾かない、外出の予定がたてにくい、何かとマイナスイメージがつきまとうこの季節ですが、なぜ梅雨とよばれるかご存知ですか。

諸説あるようですが、この長雨はそもそも『ばいう』といい、中国から伝わってきたそうです。揚子江流域でちょうど梅の実が熟す時期に雨期があり、それを梅雨(ばいう)と呼んでいました。
そしてその後「ばいう」が日本に渡り、江戸時代ごろから「つゆ」と呼ばれるようになったと言われています。
「つゆ」と呼ばれる理由は、雨で濡れた木の葉の『露』、梅の実が熟してつぶれる時期であることから『潰る』、長雨で食べ物や衣類などが腐ってしまいやすい時期のため、減る・衰えるを意味する言葉の古語の『潰ゆ(ついゆ)』など様々な説があります。

天気とともに気分まで沈んでしまいそうな季節ですが、最近では梅雨を楽しく快適に過ごせるおしゃれなレイングッズも販売されていますので、この時期ならではの風情を感じられたらなと思います。

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